恐い話

恐い話ですよ。覚悟はいいか。*1


自転車に乗って信号待ちをしてたんですよ。交差点で。青になったから横断歩道を渡ったんだけど、ちょうど前に親子連れ(女性と5歳くらいの子供)がいました。子供を見るともう夏だというのに肌がまったく見えない服を着ていて、なんとなく暑そうだなあと思いました。それで結構離れたところを通ったんだけど、子供が急にすごく暴れだして避けきれず後輪にぶつかってしまった。子供がバナナの皮で滑ったみたいに転んでしまったので、自分は慌てて自転車をおりて大丈夫ですかと近づいたんだけどなんだか様子がおかしい。子供は転んだままじたばたと手足を動かしているし、母親らしき人は平然とした様子で子供を見てる。あと、子供の手足が地面にぶつかる音はコツコツと硬い音でした。女性が何もしないので代わりに自分が子供を抱き起こそうとしたんだけど、腕に触れたとたん手に鋭い痛みが走って思わず手を引っ込めた。すると、女性は急に子供の手を引っ張りそのまま引きずるように走っていってしまいました。手を見ると左手の薬指に剃刀で切ったような傷がついてた。


あんまり恐くないかなー。なんでこの話を思い出したかというと、3時間くらい前から玄関のほうでコツコツと硬い音がするからです。骨をぶつける音に似てる。

*1:恐いのがいやな人は読んじゃだめ!ほんとに!