M1(2005)

みんなM1M1言っててずるいので自分も書きたい。書く。想像で書く。

[決勝]

  • やっくん
    • 前評判の非常に高かったお調子者3人組。ちょっとセピア色に禿げかかったやっくんの自虐ネタ一本調子かと思いきや、残り2人のやっくんが大健闘。ファンの方には怒られるかもしれないが、やっくんは2人のほうがいいのではないか。分身ネタはそろそろ飽きられてきたかも。4分ちょうどで終わらせる時間配分はさすが。85点
  • テディテディベアーズ
    • 海外(ドイツ)から参戦の若手コンビ。漫才を非常によく勉強しているのがわかった(間の取り方など)。唯一、オチが全てドイツ語になっていたのが残念。それでもそれなりに面白かった。あと、放送禁止用語だけ滑らかに言いすぎ。70点
  • ビニール
    • この人たちの漫才を見るのは初めて(予選は見逃した)。序盤は危なげな感じだったが、中盤あたりから波に乗ってきた。横山のボケを溝口が全力でねじ伏せる攻撃的漫才が徐々に花咲き始める。電車における座席の座り方というありがちなテーマから、最終的には座席の内部構造や空調の効き具合といった普段私たちが実感しにくい点まで事細かに言及していたのは驚き。解説によると2人ともかなりの電車マニアらしいが、電車男ブームを称えるでも貶すでもなく非常に冷静に受け止めていることがよくわかった。漫才はいまいち。55点

[感想]
優勝 - やっくん
いろいろ酷なことを書いたが、3組ともよく頑張っていた。ただビニールの人たちが持ち時間4分を大幅にオーバーして40分近くしゃべっていたのが気になった。時間は守るべき。やっくんの優勝は下馬評どおりだが、内容は前評判と違っていたのでいい意味で裏切られた。おめでとうございます。