アラスカ日記14

(あらすじ)漁船から飛び降りてバンドを結成したら漂流していました。
半日ほど漂流して生きる気力を失いかけた頃、おじいさんが何かを見つけました。どうやら小型の船のようです。ぐーんと何かが飛んできて気がづいたら船の上にいました。それから宴会が始まりました。みんなでお酒を飲んでご飯を食べます。おじいさんはお酒が好きなので大喜びです。犬も安心した様子で丸い肉を食べていました。自分はもしかしたら海賊船なのではないかと疑っていたので用心しながら魚を食べたり物まねをしたり軽く談笑したりしました。船の人たちはみな若く、年齢の近い犬と気が合うようでした。しばらくしてバンドのことを思い出したおじいさんが手でテーブルを叩き始めました。興奮した様子の船長が音楽家かどうかおじいさんに尋ねました。おじいさんはもったいぶった感じであながち間違いではないと答えました。明日からこの船で働くことになりそうです。船長の言っていることはわかりにくく、仕事の内容もはっきりしないのであとで他の人に聞こうと思いました。犬はおしっこの出が悪いことを気にしていました。